はじめに:「ラベルってそんなに大事?」と思っていた頃の私へ
在庫管理がうまくいかない原因のひとつに、
「どれがどの商品かすぐにわからない」問題があります。
現場で商品が混ざったり、似たような品番で迷ったり…
実はこれ、ラベルをきちんと整えるだけで激減するんです。
ラベルがないと、現場はこうなる
- 「あれ?これ、さっきのと同じだっけ?」と毎回確認
- 商品番号を手打ちして間違える
- 保管場所やロケーションがわからなくなる
つまり、“無駄な確認・探す時間・誤出荷リスク”の増加
→ 結果、業務のスピードも正確さも落ちていく…。
ラベルがあるだけで、現場が整う
- 商品ごとに明確なバーコードラベル
- ロケーション(棚番号)も貼ってある
- 誰が見ても同じ認識になる → 現場が止まらない!
「パッと見てわかる」環境を作ることが、業務効率化の第一歩です。
よくある失敗:「ラベルをまとめて印刷」は非効率です
ラベルを大量に印刷して並べておく人がいます。
でも、それって結局「探す時間」を増やしているだけなんです。
本当に必要なのは、“使うときにすぐ発行できる環境”。
探すより、1秒で印刷できるボタンの方が圧倒的にラクなんです。
ファイルメーカーCloudなら、ラベル発行も超かんたん!
私が提供しているファイルメーカーCloudには、
ラベル発行機能が最初から組み込まれています。
- 商品マスターから数値を入力して「発行」ボタンを押すだけ
- JANコードがない商品でも、Code39形式で独自バーコードを生成
- ラベルプリンター(中古でもOK)ですぐ印刷!
実際、私は中古のレスプリ(ラベルプリンター)を活用しています。
システムとプリンターさえあれば、すぐ現場に導入可能です。
ロケーションの自動作成機能もあります!
棚やロケーションを最初に作るのって、実はかなり面倒なんです。
でもファイルメーカーCloudには、ロケーションを順番に簡単に作成する機能もあります。
だから、最初の導入のハードルがグッと下がります。
ただし注意点:ロケーション作成は「レイアウト確定後」が鉄則!
実際に私は、5000ロケーションの貼り直しを経験しました。
レイアウトを確定しないまま、棚番号やラベルを作成してしまい…
- 剥がす作業
- 再印刷
- 貼り直し
これが想像以上に大変で、時間もコストもかかりました。
だからこそ伝えたいのは:
ロケーションラベルは、倉庫レイアウトが確定してから貼るべし!
まとめ:ラベルが整えば、現場がラクになる
在庫管理に悩む現場の第一歩は、ラベルの整備です。
そしてその運用が、出荷ミス・確認ストレス・探す時間を減らします。
ラベルは「まとめて印刷して管理するもの」ではなく、
リアルタイムで必要なときに出せる仕組みが最優先。
それが、一番ラクで、一番正確なやり方なんです。
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ラベルや在庫管理、どこから手をつければいいか迷ったら、
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