「うちは毎月末に棚卸しして、在庫数を合わせてます」
──それ、本当に今のままで大丈夫ですか?
現場では「今、この商品どれくらいあるの?」といった確認をすぐにしたいはず。でも、在庫の数字がずれていたり、事務所のデータと一致しないことは、ありませんか?
在庫を“今”合わせられない本当の理由
それは、**「注文を止めないと引当数が計算できない」**という構造にあります。
在庫数だけでなく、注文によって引き当てられている数(引当数)も見えないと、正確な在庫は把握できません。ですが、この引当数は出荷作業が完了しないと集計できないことが多く、現場や事務所で正確に把握するのが非常に困難なのです。
だから、「棚卸しのタイミングでしか合わせられない」状況になってしまうわけです。
FileMaker Cloudで在庫と引当を“分離”して見える化
FileMaker Cloudを活用した在庫管理では、「在庫数」と「引当数」を別管理&リアルタイム反映する仕組みを導入できます。
現場スタッフは、「棚とデータが合っているか」だけを確認すればOK。引当分はシステムが自動で差し引いてくれるので、注文が動いていても現場は迷いません。
これにより、
✔ 在庫数のズレが減る
✔ 注文が動いていても確認・修正ができる
✔ 出荷データは即時反映で履歴も残る
と、現場と事務所の両方が安心して業務を進められる環境が整います。