LINE公式アカウントを始めようと思ったとき、
「いきなりLステップを導入すべきですか?」という相談をよく受けます。
結論から言うと――
**Lステップは本当にすごい。でも、最初からは“無理に導入しなくていい”**と私は考えています。
■ Lステップは、LINE運用で最強クラスのシステム
- シナリオ設計(条件分岐・ステップ配信)ができる
- リッチメニューが6タブ×最大40ボタンまで拡張可能
- タグ管理、アンケート、診断機能も優秀
- 予約システムが内蔵されている ← これが特に強み!
→ 私自身、いくつもの予約管理システムを探しましたが、
LINE内で予約〜通知〜管理までできるLステップは、代替がきかない存在です。
■ でも、導入には「コスト」と「設計力」が必要
- スタンダードプラン以上でリッチメニューの自由設計が可能
- 2024年からは月額5,000円スタートに(旧プランは3,000円)
- シナリオ設計は慣れないと挫折しやすい(タグ・条件・複雑な導線)
→ 「せっかく導入したけど、動かせない」事例も見てきました。
■ だから最初は、LINE公式アカウントで十分です
- クーポン配信(その場で使える内容)
- スタンプカードで再来店を促す
- シンプルなリッチメニュー(最大3タブ)
- 週1〜2回の軽め配信で“存在感キープ”
→ この“スモールスタート”でも、売上につながるLINE設計は十分に可能です。
■ Lステップを検討すべきタイミング・業種
- 美容室・整体院・サロン・教室など予約必須業種
- 顧客管理やメニュー案内を自動化したいサービス業
- セミナー・イベント・複数商品の導線設計が必要な事業者
→ このようなケースでは、公式アカウントの運用が安定してからLステップへの移行を検討すればOK。
■ まとめ|段階的にLINE運用を育てていこう
- Lステップは本当に優秀。でも“扱える状態”でなければ宝の持ち腐れ
- 最初はLINE公式アカウントで反応を見るだけでも効果アリ
- 必要性が出てきた時にこそ、Lステップが真価を発揮します