「Excelで在庫管理してます」
──実は、これ、あるあるです。
最初は手軽でコストもかからない。
関数を使えば、見た目も集計もそれなりに使える。
でも、
ある日フィルターを外したら行がズレて、
数式が壊れて、集計が合わなくなって、
「あれ?在庫合わない…」となった瞬間、涙。
その日が“限界サイン”です。
Excel在庫管理の“崩壊あるある”
- 並べ替えで商品名と在庫数がバラバラに
- 誰かが上書き保存して、データ消滅
- 自動集計の関数が知らない間に壊れていた
- ファイルがどれが最新版か分からない
- 別シートに数式飛ばしてたら、途中で切れてた
在庫評価まで考えると…もうExcelでは無理!
在庫管理は「数を数える」だけではありません。
たとえば:
- 商品原価が月ごとに変わる(仕入れ単価の変動)
- 発注・入荷履歴がないと棚卸評価ができない
- 月次での在庫金額(例:202505の在庫合計)を即時検索したい
- 正しい評価には、商品マスター・発注・入荷の全履歴が必要
Excelでこれを完璧にやろうとしたら、かなりの“職人技”。
正直、私も作れる自信はありません。
クラウド管理にすれば、“泣いた日”から脱出できる
FileMaker Cloudのような仕組みを使えば:
- 商品マスターに原価・仕入先・JANコードなどを登録
- 在庫数・ロケーション・単位・入り数も一元管理
- フリー在庫・引当・発注残・入荷予定もリアルタイムで表示
- 在庫金額を「年月(例:202505)」で簡単に検索・評価
- 商品の履歴もユーザーの操作履歴も全部残る
- 誰が操作しても同じルールで動く、“ミスしない仕組み”ができる
まとめ:仕組みで守る、という選択
Excelは素晴らしいツール。でも、現場で「崩れる・ズレる・失われる」ことが日常化したら、それは限界。
“泣いた日”に気づいたら、もう一歩進むチャンス。
在庫の金額評価まで管理できる仕組み、それが**「脱Excel」**の先にある世界です。
目次
【あとがき】
在庫管理って、地味だけど“お金”そのものなんですよね。
だからこそ「正しく、ムダなく、安心して扱える」仕組みが必要なんです。